土佐市での子育てを支援する児童発達支援事業所「とさっちくらぶ」です。
「とさっちくらぶ」開設のいきさつをお伝えします。
母体となる高知リハビリテーション学院が高知市から土佐市に移り17年になります。
この間、学院はずっと土佐市の支援をいただきながら運営してきています。
これまでの土佐市の恩恵に報いたいと、専門性を活かした地域での障害福祉活動を行うNPO法人「土佐の風」を平成28年6月に創設いたしました。
社会の大きな課題となっている育児と高齢者の福祉に取り組んでいきますが、先駆けとして小児部門の「とさっちくらぶ」開設に至りました。
子育てに頑張っている皆さま、ご苦労さまです。
子育てって本当に大変ですよね。喜びも沢山ありますが、毎日が綱渡りのようで不安が心を占めることも日常茶飯事ではないでしょうか。
落ち着きがなくスーパーを走り回る。自動ドアが開閉する面白さに、その場から離れられなくなる。自分のルールが崩れると癇癪を起こして泣きわめく。
なんだか言葉が少ない。体のバランスが悪く倒れやすい。注意散漫でけがが多い。同じ年の子どもと比べてできないことが多い。
「もしかしたら、うちの子は…」と悩みもつきません。子育てって大変なのです。
悩みは子育てしているあなただけでなく、実はお子さまも抱えているかもしれません。
周囲を困らせたり、悩ませたりしているのは、気持ちを表す、気持ちを解きほぐす方法がわからないことにもよります。
そんな悩みに少しでもお手伝いができたらと、「とさっちくらぶ」は発足しました。
目指すのは、皆さまが独りで悩まずに、私たちと一緒に子育てを考えること、そして子育てのより良い方向を探し、皆さまやお子さまが心なごむ日々の生活を送ることです。
とさっちくらぶでは相談を受けながら、一人ずつ、またはグループでのプランに沿った支援をします。
さらに、教育機関や医療機関につなげていきます。
スタッフは、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、保育士、高知リハビリテーション学院の教職員(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)などです。
スタッフ全員の力を合わせ、これまでの経験を精いっぱい活かしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
ぜひ見にきてください。お待ちしています。